団体概要

<まごころキッチンプロジェクトとは>

「まごごろキッチン」は非常時に料理を「出来る範囲」で提供するプロジェクトです。

台風や大雪、そして地震など災害が発生する可能性が高い日本。
日常の生活が困難な状況はいつ襲ってくるかわかりません。
公共交通が止まった時や水道や電気などのライフラインが止まったとき。
不安になると心まで弱ってしまいます。
避難所もあります、でも、もしかしたら、たどりつけない人もいるかも知れません。
そんなときに飲食店は何ができるでしょうか。
「こんな状況なんだから、食材余らせてもしかたがない。ご飯食べてってよ」
ほんの少しの“まごころ”で救われる人がいます。
「孤立させない、一人じゃない」
”誰か”がいるということで安心を提供することが出来ます。
そうは言っても、災害となれば店舗も同じ状況かも知れません。
出来ることは限られています。
だから、必要な人に必要なものを届けることしかできません。
こんな状況なんで、こんなことしか出来ませんが「まごころ」だけはこめたい。
その思いから「まごころキッチン」プロジェクトと名づけました。

<事業概要>

・まごころキッチンへの参加を表明したステッカー作成&配布
 (ステッカーを貼ることで非常時に飲食ができるという意思を表明します)
・参加表明店舗の確認や防災・減災対策を載せたWEBサイトの構築
 非常時に市民が近くの参加店舗をサイト上で確認できたり、定期的に防災、減災情報を掲載。
・川崎市内のイベントへ参加し、活動内容の周知や食を通して、市民へ防災の啓蒙活動の実施。
・まごころキッチンの活動を川崎市民に知ってもらうため、市内で開催されるマルシェや朝市などのイベントへ参加したり、また市民にも日頃からの防災対策を促すため、食をきっかけとして、非常食や非常時に出来る食事の対策など興味関心をもってもらいます。
・市内でワークショップや勉強会を開催することで飲食店同士のつながりを強くし、自助、共助の強化を
図ります。川崎市は人の出入りが激しい街。住民同士のつながりが強い街もあれば、そうでない街もあります。災害時に飲食店同士がつながっていることで、公助が来るまでの間、住民の方への正しい情報共有で、強い共助のネットワークで減災を目指します。

まごころキッチンプロジェクト 代表 小野さくら