今までにも「普段から備蓄をしましょう」と何度も何度も言ってきましたが、また買い占めや品薄が起きています。
今回の場合は、約1ヶ月ほど小中高の子供達が学校お休みになるというのもあるとは思いますが、今、紙製品がどこに行っても見当たりません。
そして、大抵、災害が起きるたび毎回デマは出ます。
でも、そのデマをデマかそうじゃないかの判断ができるようにならないと、もし本当に大災害が起きた時、一番みんなで助け合わなければいけない時なのに、またデマに振り回されてしまうのではないでしょうか。
防災講座を開催する時、必ず、
「普段から備蓄を。モノと心の備えを。」
とお話します。
それだけ必要なことだと思うからです。
わたしは今回の新型肺炎も災害のひとつだと思っています。
ただ、今回に関しては、大地震や大型台風などの災害時に新型ウイルスが蔓延しなかっただけ良かったと。
もしこれが被災した後の新型ウイルスの蔓延だったらどうしますか?。
その時になって、マスクだ、キッチンペーパーだ、アルコール消毒だ、と言ってられますか?。
その時に、誰が自分のこと、家族のこと、大切な人のことを守れますか?。
普段から備えていれば、今回のような時に焦らなくて済む。
なにより、濃厚接触や手すりなどのウイルス付着などを言われてる今、小さな子供を連れて外出することの方が怖くないですか?。
そもそもこの外出が、長蛇の列が、感染のきっかけになるかもしれない。
自分が媒介者になるかもしれない。
そんなことをもう少し考えてから行動したら、買い占め、品薄、などが無くなるのでは?と思います。
買い物に来ている人を見ていると、やっぱり高齢者は少なかったです。
感染を考えて外出をしていないのか、そもそも外出をするのが大変な方も多いと思います。
その高齢者の方の手に渡ることはあるのでしょうか?。
もし、ご近所に高齢者がいる方はお声掛けをして、買い物代行をしてあげて欲しいと思います。
これも共助のひとつです。
困った時はお互いさま、です!。